【シェフの独り言104】春の奥日光散策

緑の日「セントパトリックデー」も過ぎて「 木の芽ほぐし」の春の風も吹きますが
宇都宮は晴れ間の多い日中は穏やかな日が続いています。 
卒業式、卒園式、会社の異動の挨拶、入試、春は沢山の行事がありますね。
連日、焼き菓子をお求めくださるお客様がいらしてくださっています。

暖かくなってきましたので、ご家族でお出かけになるなら
早い春の奥日光もなかなかですよ。

温泉は硫黄の泉質で体に良いし、周りは静かです。
木の葉もまだ芽吹いていないので、中禅寺湖の南岸や湯ノ湖の散歩道、戦場ヶ原の林道を少し入った所等は
森の中でも見通しが良く、双眼鏡を持っていけばバードウォッチングにも最適です。

鳥の名前がわからない? 大丈夫。中禅寺に到着すると「奥日光自然ハンドブック」なる本が売ってます。
バックパックに入る単行本程度の大きさで持ち運びやすく、歴史もちょっと書いてあり 面白いですよ。

表紙には 「代表的な箱庭の景観を歩く」と有ります。今世界的に流行っている盆栽をなさってる方や
ガーデニング、バードウオッチング、植物画、動物の生態・植物に関心がある方におすすめです。

箱庭と言う様に、奥日光は人間が歩いていく速度でも本当に次々と景色が変わります。
季節がそうさせる事もありますが 、湖畔の水際から草原・湿地帯・山の尾根・火山湖とそれぞれの植生が変わります。
植生が変わると同時にその周りの昆虫も変化していきます。四季を変えて同じ道を通って観察すると新たな発見がありますよ。

小さなお子さんをお持ちの方はお子さんの世界を広げるのに役立ちますよ。
もちろん大人も十分楽しめます!
くれぐれもクマ対策と寒さ対策はばっちりして 心地よく外で遊びましょう!